グルタチオンとは?
- 2022年10月26日
- お知らせ
こんにちは✨
今日はグルタチオンについてお話させていただきます💪
グルタチオンとは、グルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸が連なったペプチドで、体内に分布されています。
強力な抗酸化作用が特徴です!
また、免疫システムにおいても重要な役割を担っていて、アレルギーや喘息などを抑える効果もあります。
肝臓の解毒機能を助ける働きもあるので、アルコールによる肝障害にも効果があります🎀
様々な作用に働きかけてくれるグルタチオンですが、20代をピークに加齢とともに減少してしまいます💦
①抗酸化作用
過剰なアルコール摂取 喫煙 ストレス、不規則な生活などにより、体内に活性酸素が発生します。活性酸素は電子を失って不安定な状態になってしまった状態で、細胞内部で細胞膜や核酸などを傷つけてしまうのですが、グルタチオンは、電子を豊富に持っており、電子を与えることで活性酸素を安定な状態に戻してくれます。
②解毒
グルタチオンは、細胞の中で毒素を見つけると、その毒素を包み込み、水溶性になり、無毒化してくれます。
③美白
紫外線を受けると、皮膚は細胞を守るためにメラノサイトを刺激してメラニン色素を作り出します。皮膚のターンオーバーが乱れるとメラニン色素が排出されなくなりシミになってしまいます。
グルタチオンは強力な抗酸化作用によって紫外線による活性酸素の発生を抑え、メラニンの過剰生成によるシミの発生を抑えます。さらに、メラニンの生成過程においてメラニン合成を阻害して、色の濃いユーメラニンを作らせないようにし、色の薄いフェオメラニンに変化させてくれます。グルタチオンは「メラニンを作らせない作用」と「メラニンを黒くしない作用」の2つの作用で美白に導いてくれます✨
④免疫
免疫に関与するリンパ球のヘルパーT細胞には、Th1細胞とTh2細胞とがあります。Th2細胞が増えると、Ⅰ型アレルギー(花粉症、気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎など)が悪化してしまいます。グルタチオンが少ないと、Th2優位となり細胞の炎症が酷くなります。外からの細菌が入ってきた場合も、グルタチオンが抗菌作用を高めてくれます。グルタチオンは、免疫性を高める機能と、外部から攻撃を仕掛けるウィルスに対して攻撃する機能の二つを持つのです。
⑤アンチエイジング
染色体の末端にはテロメアと呼ばれる部分があり、染色体を保護しています。細胞分裂を繰り返すごとにテロメアは短くなってしまい、ある一定の短さになるとそれ以上の細胞分裂ができなくなってしまいます。グルタチオンが、このテロメラーゼ活性を非常に高いレベルでコントロールしている事が分かっています。テロメラーゼ活性を高める事は細胞分裂寿命の延長を意味し、アンチエイジングに働きかけてくれるのです🥰
いかがでしてたでしょうか?
グルタチオンは健康や美容に欠かせない成分となっています😊💪
グルタチオンはアミノ酸の一種であり、食品にも含まれていますが、胃腸で容易に分解されてしまいます。
グルタチオンを体内に効率よく最大限に摂取するためには、点滴がとても効果的です。
二日酔いの解消やとにかく美白効果を狙いたい方。
身体のデトックスを行いたい方にはおすすめです。
当院では、身体の不調の原因になりやすい重金属のデトックス目的の方やシミ治療と併用されている方が多いです。
自分にあっているのかどうかなど、是非ご相談くださいね🎁