天気でなぜ体調が悪くなるのか
- 2023年6月2日
- お知らせ
院長です🌷
今日で当院は1周年を迎えました。感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもみなさまに少しでも役立つような情報を配信していけたらなと思っています♡
2年目もよろしくお願いします😊
そんな今日は、台風の影響で激しい雨が降っていますね☔。
低血圧の影響で体調を崩しやすい方も多いのではないでしょうか。
今日はなんで天気が悪いと体調を崩しやすくなるのかというお話をしてみます。
天気がいい=高気圧
空気の量が多い
↓
酸素が多い
なので人間の呼吸が活発になり体に取り込まれる酸素も増え、エネルギーを得て、行動は活発的になります。昔の人も天気がいいと狩りに出かけるのに適しています。
ところが酸素が多すぎると交感神経が刺激され、白血球の顆粒球が増え、脈が速く、呼吸数が多くなります。交感神経優位になります。
自律神経についてはどちらがいいというわけではなく交感神経と副交感神経のバランスが大切です。
でも低気圧が迫っているときに体調不良を起こす方は多くいらっしゃいますが、高気圧に変化するときには不調を訴える方はあまりいません。
天気が悪い=低気圧
天気が悪いというのは、高い気温で温められた海水や空気が蒸気となったり、山にぶつかったりして上に上がっていき、冷たい上空で冷やされて雨となって水滴となって落ちてくるという現象です。この現象が強い勢いで発生して、渦となった状態が台風です🌀。
空気が上にあがる
↓
空気の量が少ない
↓
酸素が少ない
ということが起きます!
酸素が少ないので人間は基本的にあまり活発に行動しないようにします。
つまり脈や呼吸数が減り、リラックスモードになり副交感神経優位になりリンパ球が増えてます。
もともと自律神経のバランスが副交感神経優位の方は、より副交感神経にかたむいてしまい、何かだるい、スッキリしない、眠い、不調となってしまうわけです。
逆に常に交感神経優位の人であっても台風や低気圧により突然自律神経のバランスが乱れるわけですから、なにか天気が悪くなりそうなときには体調を崩したり、喧嘩が多くなったりするわけなんですね。
特に貧血があって、もともと体が酸素不足な方は、低気圧で酸素が薄くなると頭痛をはじめ多くの不定愁訴が強まります。
女性で天気によって体調が変化する方は、貧血がベースにあるのが原因かもしれません。
もしくは元々の自律神経のバランスがよくないか。
つまり大切なことは低気圧で不調を起こしてしまう方は、
もともとの身体が本調子ではないんだということです。そこに気付いてほしいです😟
日ごろからなるべく無理をせず自分の体をいたわってあげてください。
そして日ごろから貧血の改善や自律神経のバランスがとれるように心がけていきましょう💛。