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ビタミンB群|【公式】RURI clinic|尼崎市武庫之荘の美容内科・再生医療

ビタミンB群

こんにちは。院長です🌷

今日は栄養の話。

 

代謝のビタミンといえば、忘れてはいけないのがビタミンB群です。

ビタミンB群は当院では複合体で摂取してもらっていますが、これには理由があり、ビタミンB群は単体では効果が発揮しにくいんです。

お互いが相互作用して、効果をはっきするので、複合体で摂取してもらっています。

ビタミンB群は、筋肉や脳を含む身体のすべての組織がエネルギーを使うときに必要なビタミンです。

これらが不足すると、ブドウ糖が上手く代謝されず、不完全燃焼を起こします。そうすると発生するのが乳酸です。

乳酸は疲労物質なので、発生すると、疲労感や筋肉痛、肩こりの原因になります。

普段疲れがとれない、眠りの質が悪い、運動する方は筋肉痛が激しいという方もビタミンB群の不足を疑います。

 

B群が不足する原因

①食品の精製、荷梗、保存によってビタミンB群の含有量が低下する

加工食品によって、人々の生活は快適になりましたが、反対の面もあることを知っておく必要があります…

②消費量の増加

ストレスやアルコール摂取、妊娠、授乳、カフェイン飲料、糖質で消費されます。

③特定の薬物摂取によりビタミン吸収、作用の阻害

(例)経口避妊薬、ステロイド、胃薬、抗ガン剤など

上記の薬はビタミンの吸収を阻害してしまいます。日本は世界一胃薬の消費が多いと言われています。

先生に『胃薬だしておきますね』と言われることは多々あると思います。デメリットの説明はなかなかしてもらえない現実。

お薬には、デメリットもあることを知っておく必要がありますね。

④抗生物質の長期使用

ビタミンB群は腸内細菌によって生合成されますが、抗生物質の長期服用によって腸内細菌が乱れ、ビタミンBの含有量が減ります。

 

いろいろ書きましたが、ストレスが増えた時、薬を飲んだ時、外食や飲み会が増えた時は、ビタミンB群の消費量は増えているので、摂取量を増やしましょう!

 

お腹が空くと、ついつい糖質(麺類やパン、ご飯、お菓子、果物など)を補っている方は、ビタミンB群の欠乏を起こしやすいです。

当院のダイエット外来でも不可欠なビタミンです。

 

 

これからの季節は暑くて熱中症予防にスポーツドリンクを飲む機会も増えるかもしれません。

ビタミンBが減りやすいので、気を付けてください。

精神症状にも関与するビタミンB群

またビタミンB群の働きにが、精神・神経症状に関与しているものがあり、慢性的なB群欠乏症が精神疾患と勘違いされるケースも実際あります。

うつ病や不眠症を疑う前に、まずはビタミンBの欠乏症(特にナイアシン!)を疑ってください。

 

サプリを飲み始めたころ、個人的に一番体感としてよかったのは、ビタミンB群のサプリです。

当院のサプリメントの含有量は100mg。ちなみに市販のマルチビタミンサプリメントのビタミンB群の含有量は2.0-3.0mgが多い印象です。

含有量が全然違うので、体感も全然違います。

 

現代で足りていることが少ないビタミンのビタミンB群。

気になる方は、自分のが足りているのか検査してみてくださいね。✨