腸活最強説① ~体調管理・お肌作り・ダイエットには欠かせない~
- 2024年5月27日
- お知らせ
大嶋です。花粉症の季節が過ぎ、夏に向かっていい気候が続いてますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回からしばらく腸活のお話です!
“腸活”というコトバを聞いたことのある方は多いと思います。当ブログでも腸活に関連する内容や、腸とアレルギーの関係についての情報を発信いたしました。
今回改めて、腸の大事さ、すごさについてシリーズ形式でお届けしようと思います。
腸ってほんとに賢い臓器なのです。このシリーズを読み終えるころにはあなたもすっかり腸活マスターに!今回は総論です。
- 腸活最強説 ~栄養なしでは始まらない~
普段生活をしていて、疲れやすいなあ、寝起きが悪いなあ、イライラするなあ、などいろいろな症状や感情を抱くことと思います。確かに単純に仕事が忙しい、トラブルがありイライラしている、といったことは誰にでもあるでしょう。そんな時、自身の栄養状態や腸の状態が悪いからだ!という発想に至るのは難しいですよね。しかし、腸や栄養はあながち侮れません。食事は腸で消化吸収されます。自律神経によってコントロールされています。そのバランスが悪いと、腸の働きが悪くなり、消化吸収能力が落ちます。すると、十分な栄養素がカラダに入ってこなくなり、さらに腸の動きが悪くなります。というのも、腸にはミトコンドリアという、体内のエネルギーを作り出す工場みたいな細胞が多数存在し、重要な栄養素によってうまく働いています。その栄養素、つまりガソリンがなければ、ミトコンドリアもうまく動きません。悪循環に陥るのです。
いい栄養状態であればあるほど、腸も元気になり、ミトコンドリアも活性化し、いい腸活につながるのです。
2.腸脳相関 ~腸は脳の先輩~
カラダの中で一番重要な臓器って何でしょうか。体の動きや感情をつかさどる脳?体に血液循環をもたらす心臓?解毒作用の主人公である肝臓?体に毒がたまらないようにしている腎臓?重要な臓器は多いですね。そんな中でも、身体の発生上、脳よりも早くできるのが、実は腸なのです。腸は脳の先輩です。腸の言うことは聞かないといけませんw
脳は神経系を介して、腸の感じることをダイレクトに感じます。腸の状態が悪く、例えば腸粘膜が荒れ、腸もれ*を起こしている場合、栄養吸収がうまくいかないだけでなく、ばい菌が一気に血管内に流れ込み、様々なしんどい症状を引き起こします。つまり、腸がしんどいと、脳もしんどいのです。逆に腸を喜ばせると、脳もニコニコします。そんな好循環に持っていくのが腸活の最大の目的です。
*腸もれに関しては後日。
3.腸の好物を摂取する ~腸にも好き嫌いがある~
腸が喜ぶものを摂取すると、腸の機嫌が良くなります。腸からも幸せホルモンのセロトニンが作られています。腸に好物を与えてやると、セロトニンも産生されるし、腸活最大の目標産物である、短鎖脂肪酸を作り出しやすくなります。それにはなんといっても食物繊維です。食物繊維の摂取と、各種プレバイオティクス**の準備が重要です。逆に腸には嫌いなものもあります。その代表格がカンジダ菌です。普段日和見菌として腸に存在しますが、腸の状態が悪い、あるいはカンジダの大好物の甘いものをたくさん摂取していると、一気に悪玉化します。すると、カンジダ酵母は尖りはじめ、腸粘膜を傷つけます。こうなると腸活が進みません。カンジダに好物の甘いものは与えてはいけませんが、腸には好物を与える必要がありますね。
**プレバイオティクスに関しては後日。
4.効率的に腸活を ~たまには食べたいものも食べる~
1-3までご覧いただくと、良い腸活を行うにはいかに腸に機嫌良く居てもらう必要があるかがわかりますよね。正しい知識を身につけ、正しい方法で気持ちよく腸活をしていきましょう。効率よく腸活を行うことで、太りにくく痩せやすいカラダを手に入れ、時にはしっかり自分の食べたいものをたべるようにしましょう!そんなお手伝いをRURI ClinicのDr.はじめスタッフは非常に得意なので、ぜひご相談ください。
次回は具体的な腸活のメリットについてです。乞うご期待くださいっ!