マザーホルモンDHEAとは?
- 2022年10月5日
- お知らせ
こんにちは!院長望月です。
DHEAって聞いたことありますか?
どうにもならない体の疲れ・不調を感じたら、それはおおもとである臓器をつかさどるホルモンの影響かもしれません。
DHEAは、『マザーホルモン』とも呼ばれており、テストステロン(男性ホルモン)やエストロゲン(女性ホルモン)などあらゆる性ホルモンの源です。
このホルモンがなければ、男女問わず体力も気力も減退するのです。
DHEAの分泌は20代でピークを迎え、その後は急激に分泌量が減少、40代で約半分になってしまいます⤵。
これを補うのがDHEAのサプリというわけです。
若返りホルモンとも言われるDHEAは実はヤムイモという山芋の一種に多く含まれています!
陸上金メダリスト常連のアフリカ民族のスポーツ選手たちの強さの秘密も、彼れがよく食べるヤムイモにあると言われています。
でも残念ながらアフリカ民族以外の人がヤムイモを食べても、ヤムイモからDHEAを分離して吸収できる腸内細菌をもっていないため、効果は得らません。
でもサプリなら、効果的にDHEAを補うことができるのです。
DHEAは、慢性疲労の原因である副腎疲労症候群にも効果があると言われています。
日本では医薬品扱いのDHEAですが、アメリカでは普通にサプリメントとして販売されています。
健康意識の高いアメリカのビジネスマンは、DHEAのサプリメントを積極的に摂取しています。体力だけではなく、性格も前向きにストレスに強くなることが期待されます。
★DHEAの効用
- 更年期障害の諸症状、特にホットフラッシュ、気分の落ち込み、無気力症状の改善
- 倦怠感・疲労感・無気力症状の改善
- ダイエット効果
- 食欲抑制
- うつに対する効果
- 抗ストレス効果
- 筋肉増強
- 免疫力促進効果
- 男性更年期障害の改善
- ED(勃起不全)、衰えた性に対する意欲増進効果
- 不眠に対する効果
★DHEAを使用しない方が望ましい方
- 妊娠中または授乳中の方
- 35歳以下の女性、18歳以下の男性
- 乳がんや子宮体がんなどのホルモン依存性悪性腫瘍の方、またはその既往がある方
- 前立腺肥大もしくは前立腺がんの方、あるいはその既往、または家族歴がある方
- 心疾患のある方、あるいはその既往、または家族歴がある方
- HDLコレステロール(善玉)が低い
★DHEAの副作用
国内承認薬は「医薬品副作用救済制度」が適応されますが、海外製医薬品は、この医薬品副作用救済制度の適応になっておりません。
・にきび、顔の毛の増加、汗の増加、倦怠感や鼻づまり、頭痛、稀に頻脈や不整脈、動悸、不眠等
・血液凝固異常や肝臓障害のリスクが高まる可能性
★DHEAの安全性
DHEAはからだが必要とする量(つまり本人にとって不足している量)を補うためにDHEAが使われることが判っており、必要以上の性ホルモンは副腎皮質の判断により作られません。 そのために安全に摂取することができます。
当院では安全性や必要性を確認するために、女性は女性ホルモン、男性はテストステロンやPSA(前立腺腫瘍マーカー)を測定させていただいております。
その結果をみて、明らかに不足している方で、代謝をあげたり活力を出したいビジネスマンの男性や、若々しくいたいという患者様に対して、処方させていただくケースが多いです(DHEA-S 25mg 60錠 3600円)。
ご興味がある方は、いつでもご相談ください✨。
一気に秋めいてきたので、体調管理には十分お気をつけください🤧🍂