胃薬と腸の秘密。
- 2023年1月19日
- お知らせ
こんにちは。院長です🌷
今月の内科学会誌に、胃薬と腸内環境の関係について、掲載されていました。
内科学会誌は、知識のアップグレードのために必ず読んでいます。
今回面白かったのが、この『胃薬と腸内環境の関係について』。
腸内環境は、ご存じの方も多いように、その人の健康、そして肌とも関係しています。
多くの方が飲まれている胃薬(PPI)によって、大切な腸内環境が荒らされている可能性があります。
胃薬(PPI)は安全性も高いです。実際に逆流性食道炎などには、とっても有効です。
でも『ちょっと胃が弱いから』という理由で、ずーっと長期にわたって飲んでいる方が多いです。
その胃薬(PPI)が、腸内環境を荒らしているかもしれないことを意識する必要があります🙄。
なぜ腸内環境に影響を及ぼすか。
それは胃薬が胃酸を強く抑えることで、本来なら胃酸で除菌される口腔内の細菌が、そのまま消化管に流れ込んでしまうからです。
殺菌されるべき菌を、飲みこんでるって考えるとすこしゾッとしますよね⚡。
その薬本当に必要ですか?
薬のメリット、デメリットをしっかり知ることは大切です。
天秤にかけながら、必要であれば飲みながら、デメリットのケアをする。
上手にお薬とも付き合いましょう💛