起立性調節障害
- 2022年9月26日
- お知らせ
こんにちは!連休いかがお過ごしでしょうか。
娘は先日いとこにキッザニアに連れて行ってもらっていました✨
そこでもらった警察手帳を見せては、なにかとすぐに逮捕してこようとします🙄(笑)
4歳児かわいい。♡
本日は起立性調節障害について。
最近このような症状のご相談が増えてきています。
『子供が朝起きてくれない』
『サボってるわけでないのに、学校にいけない。』
このような朝起きられない原因はいくつか考えられます。
その原因のひとつに多いのが、起立性調節障害です。
子供のこんな症状は起立性調節障害・・・・
朝起き不良などの起立失調症状
全身倦怠感
立ちくらみ
動悸
食欲不振
集中力低下
頭痛・立っていると気分が悪くなる
気分不良
睡眠障害
失神発作
イライラ感 (大阪医科大学小児科のHPから抜粋)
よくある対応が昇圧剤やパニック時の屯服薬の処方。
そして起立性調節障害を理解し、障害があっても、自分のペースで勉強などができるようにするなどの対応です。
全然根本的な解決になっていない…..😥
起立性調節障害(OD)は、第二性徴期の鉄とタンパク質の需要の増大が原因です。
なので患者様はだいたい中学生~高校生。
男性は女性に比べ、鉄不足には非常に弱いです。
ポイントは母親もほとんどが、鉄たんぱく不足!という点です。
自分自身の経験からも、母親の栄養状態は子供に直結します。
私も一人目は鉄剤の内服なし。二人目の時は飲んでいました。
一人目と二人目で肌質や朝の得意不得意がほんと全然違います😫!
例えば患者A君。血液検査の結果は、フェリチンが40程度。
男性のフェリチン50以下は女性でいうと10以下とも言われています。
これはかなりの鉄不足。。。
タンパク質はこれまで部活でプロテインを飲んでいたが、引退後ODを発症。
おそらくプロテインのおかげでなんとか保てていたのが、摂取しなくなり、たんぱく不足が追加され、症状が顕著化したと考えられます。
母親も昔から鉄不足とたんぱく不足を自覚されていました。
ODは家族みんなで治療します。
原因がはっきりしたら、あとはがんばって続けるだけ。
数か月後の姿が楽しみに、スタッフみんなで支えていきます😊。
ルリクリニックでは症状の原因をできるだけ見える化することも大切にしています。
自分の状態をまずは知ることで、納得して治療が継続できます。✨
今日もなんだか暑いですが、素敵な一日になりますように🍁♡。